プロヴァンスの田舎の教会を思わせる外観
プロヴァンスの田舎の教会を思わせる外観
プロヴァンスの街並みを思わせるエントランス
イタリアンレストランのようなエントランス
幻想的な夜の外観
大聖堂のような堂々とした外観
洒落た屋内の共用階段
プロヴァンスの夕陽に映えそうな外観
スペイン瓦の屋根
外壁のアイアン飾り
外壁のステンドグラス
外壁の塗り壁
外壁の石貼
ウッディーな玄関ドア
曲線が美しいバルコニー
エントランスの名称板
エントランスの外灯
録画できるモニターフォン
モニターで来訪者を確認できます。
留守中の来訪者・来客も帰宅後に確認できます。
玄関のダブルロック
ダブルロック(2箇所)とサムターン回し防止ロックで、お出掛、お休み時も安心です。
ひろびろしたロフト
とっても広いロフトです。
ベッドスペースにも、収納スペースにもなります。
ひろびろキッチン
2コンロつきのシステムキッチンで、休日のお料理が楽しめます。
シャンプードレッサー
朝のシャンプーもラクチンです。
シャンプードレッサーがついてますので、忙しい朝でもシャンプーできます。
浴室に涼風、暖房つき
夏は涼風、冬は暖房で快適なバスタイムが楽しめます。
ひろびろ収納スペース
クローゼットに加えて、もう一箇所あります。
ロフトも加えると計3箇所。
ひとり暮らしには十分です。
女性入居者のお洋服が増えても気になりません。
おふろの自動湯はり、追炊き
スイッチひとつで、お風呂の準備ができます。
ぬるくなったときや翌日の追炊きにも便利です。
浴室乾燥機
くもりや雨の日も洗濯物が乾かせます。
外出中など、外干ししたくない方にも便利です。
玄関に姿見ミラー
お出掛け前の身だしなみチェックに便利です。
年度 | 平均入居率 | 備考 |
---|---|---|
2011年度 | 97.4% | |
2010年度 | 85.4% | 2年生コースの専門学校生の卒業により、全12室中、7室の退去が発生(この年、延べ9室の入退去があった) |
2009年度 | 99.7% | |
2008年度 | 96.9% |
2010年度(個別事情)を除き、96%以上をキープしています。
経過築年 | 運営実績例の物件 | 近隣物件 | 備考 |
---|---|---|---|
新築 | 平均5.2万円 | 4.6~4.8万円 | 近隣は2012年築 |
築1年 | 平均5.2万円 | 4.6万円 | 近隣は2011年築 |
築2年 | 平均5.2万円 | 4.7万円 | 近隣は2010年築 |
築3年 | 平均5.2万円 | 4.7万円 | 近隣は2009年築 |
築4年(現在) | 平均5.2万円 | 4.6万円 | 近隣は2008年築 |
※2012年前半の事例
近隣の新築物件の賃料が下落している中、
運営実績例の物件は新築当初の家賃をキープしています。
30代女性・社会人
90点以上
かわいらしい外観と内装。
ロフトがあるため、高さのある天井が好きです。
10代男性・学生
80点
住み心地は、とてもいいです。
キッチンも広くて使いやすいです。
20代女性・社会人
80点
外観がかわいい。
オープンキッチン、広いロフトが気に入ってます。
ハウスメーカーの営業マンに、
『ここでアパート経営はムリです』と断られた
道路付がよくないという立地のデメリットを克服!!
初めてのアパート建築で、如何に差別化するかに真剣に悩みながら、「オーパス」にたどり着いたオーナーの物語。
なぜ、そのオーナーは真剣に悩んでいたのか?
それは、アパート建築候補地に接道する道路の幅が大変狭く、後々のデメリットになると想像されたからです。
オーナーは試行錯誤、紆余曲折しながらも女性の入居者をターゲットとするプロヴァンスデザインアパート「オーパス」にたどり着きました。
そして、今では順調にアパート経営を行っています。
そんなオーナーも、実は、最初はありきたりのアパートを建てようとしていました・・・
それは2006年頃のこと・・・
アパートを建て替えようと検討を始めましたが、最初は何もわからないゼロからのスタートでした。
まず最初に行なったのは、建築業者からの見積もりと提案をもらうことです。
最終的には10社を超える建築業者さんから、見積もりと提案をいただきました。
そして、その見積もりの提案の説明を聞く打ち合わせを通して、一つずつ知識を吸収していきました。
建築業者さんに詳しく説明を聞いたり、自分で調べたりして検討を進めていきながら、最終的にはほぼ3社に絞り込んでいきました。
10社を超える建築業者さんというのは、大手ハウスメーカーや中堅どころなど、様々なところがありました。
ゼロからの出発でしたので、大手の見積もりなら価格はどうなんだろうか、中堅ではどうなのか等を比較してみたかったので、見積もりをいただいては検討し3社に絞り込みました。
しかし一方で、立地に不安がありました。
前面道路の道幅が非常に狭く、車がやっと1台通れるほどの幅しかありませんでした。
エリアの事情として車が必須の土地柄ですので、最初は新築の珍しさで入居付できたとしても年数が経つとだんだん陳腐化していき、いずれは苦労するのではないか?
そういう不安がありました。
道路の脇には、「通行注意」の看板も立てかけられており、道幅の狭さが伺えます。
こういう立地なのにアパートを建てていいのかという葛藤があったのです。
実際に、約10社を超える建築業者さんから提案をもらう中である会社の方は現地を見て「ここではムリです」と見積もりさえ頂けなかった会社もありました。
お客さんが見積もりを出してくれと言っているのに営業マンから断るなんて、普通は逆ですよね(^^;
なので、立地のデメリットをカバーして、他と強力に差別化はできるものが何かしらないとアパートをやるのは恐いなと思い、もう一回リサーチし直してみようと思ったのです。
いろいろな仲介店を回って、マーケットリサーチをやり直しました。
候補の3社の見積もりや間取りを見せて、どんなお客様が付きそうか、家賃はどれくらいが良いかなど相談に廻ったのです。
そして、ある時、偶然の出会いがあり、その答えが見つかったのです!
他の仲介店さんと同じようにひとしきり話を聞いた後で、そのお店の営業マンがポツリと言った言葉が運命を変えました。
営業マン:「新築アパートをお考えなら、すごくいいアパートを作る業者さんがありますよ。社長さんもとても面白い方ですから、一度、お会いになってみてはどうでしょうか?」
私:「でも、もう、業者さんを最終候補の3社まで絞っているんですよ。後はその中から決めるだけなんです。う~ん、でも、話を聞くだけでよかったらよいですよ。」
営業マン:「わかりました。話を聞くだけだとお伝えしておきます。」
その出会いの内容をお話をする前にその立地のデメリットがゆえにハウスメーカーの営業マンに見積もりさえ断られた時の回想シーンです・・・
(以下、回想シーン・・・)
実は、わたしの所有地には問題がありました。
それを決定的に知ることになったのは、あるハウスメーカーの営業マンと打合せの場でした。
それは、街の中心地にあるホテルのしゃれたカフェでの出来事でした。
アパート経営をしようと決心し、2、3社の建築業者から提案をもらいはじめたころのことでした。
それまで、私はホテルのカフェなどは、あまり行ったことはなく、また、ハウスメーカーの営業マンとも接したことがなかったので、若干、緊張した面持ちでの打合せとなりました。
それでも、足元を見られないようにと一生懸命、緊張を隠そうとしていたことを思い出します。
その営業マンは、一旦、アパート建築の候補地を調査したうえで、提案を持ってきてくれることになっていました。
どんな提案だろうと少しワクワクしていたのですが、打合せの前半はコーヒーを飲みながら世間話をしていました。
ひとしきり世間話を終え、カチャと少し響く音を立ててコーヒーカップをソーサーに置いた後にその営業マンの口から出てきた言葉は今でも忘れられません。
「現地を見てきましたが、道路付けがよくありません。道幅が狭すぎます。 残念ですが、車が通るのに不便なあの土地ではアパート経営は無理です。」
要は、営業マンから断られたのです。普通は逆です。
お客側から断ることはよくあっても、営業マンから断るというのは少ないと思います。
よく捉えれば、その営業マンは良心的であったとも言えるのですが。
確かに道路付けはよくありませんでした。
土地に面する道路は、車1台がやっと通れる幅だったのですから。
しかし、いろんな課題解決のためにアパートの新築を決心した私です。
そんなことではめげてはいられません。
更に建築業者へのコンタクトを続け、最終的には提案を受けた建築業者10社になり、アパートの建築に向けて検討を続けていきました。
それでも、あの営業マンから言われた言葉は、その時、しっかりと私の脳に刻み込まれました。
「確かに道路幅が狭いのは大きなデメリットだ。」
「何らかの解決方法を考えておかないと後々大変なことになるかもしれない・・・」
(以上、回想シーンでした)
そんな出来事があった後の偶然の出会いでした。
偶然の出会いは、建築業者さんの契約候補を3社に絞り込んで最終のマーケットリサーチをしに仲介店周りをしていた時の最後の仲介店さんでのこと。
他の仲介店さんと同じようにひとしきり話を聞いた後で、そのお店の営業マンがポツリと言った言葉が運命を変えました。
営業マン:「新築アパートをお考えなら、すごくいいアパートを作る業者さんがありますよ。社長さんもとても面白い方ですから、一度、お会いになってみてはどうでしょうか?」
私:「でも、もう、業者さんを最終候補の3社まで絞っているんですよ。後はその中から決めるだけなんです。う~ん、でも、話を聞くだけでよかったらよいですよ。」
営業マン:「わかりました。話を聞くだけだとお伝えしておきます。」
その会社は、プロヴァンス風のアパートを専門でつくっていて、そこの社長がさんも大変面白い方なので、ぜひ会ってみませんかとの話でした。
それで、その業者の社長さんと会うことになりました。
その業者さんが建てたアパートを見せてもらい、打合せはそのモデルルームで行いました。
そのアパートを見た私の印象は・・・
「これだ!まさに差別化することができる!」
そのアパートは、外観がとてもおしゃれで絶対に女性好みという感じのものでした。
外壁が塗り壁で南フランスのプロヴァンス風という感じなのです。
私のコンセプトは決まりました。
ターゲットは若い女性。
それであれば、車は必須ではない。
道幅が狭く車の通りは不便なので、車が必須のファミリー世帯には不利になることがわかっていました。
賃貸の世界でも女性の意見が強いのは変わらないので、毎日の買い物などを考えると女性目線でこんなところは住みたくないと言われるだろうと思われました。
車必須のターゲットはマズいと感じていたのです。
そこで、プロヴァンス風のアパートであれば、若い女性をターゲット層にできて、車は必須ではないと結びつき、これならこの立地のデメリットをカバーできるのではないかと繋がりました。
よし、そうなれば、この外観を使って、若い女性が住みたくてしょうがなくなるアパートを作ろう!
先の3社の建築業者さんには大変申し訳なかったのですが、1社ずつ出向いて将来の不安について事情を説明し、最善の選択をしたいと伝え、お断りをして廻りました。
これで、モヤモヤとした霧がはれました。
道路付けの不安が解消したのです。
そこから、先は水を得た魚のようにくだんの社長と打合せを重ねていきました。
コンセプトとして、「誰に」は若い女性をメインターゲットにしようと決めました。
「どんな住まいを」は、女性好みのお洒落な外観のプロヴァンス風アパートを。
そして、自分が住んでも快適だし友達も呼びたくなるようなものに。
"差別化コンセプト"として、徹底的に「女性仕様」にこだわることにしたのです。
・南フランスのプロヴァンス風の外観
・敷地内には、南フランスの街路灯を感じさせる照明
・室内の設備は、髪が洗えるシャンプードレッサー
・休日には料理が楽しめる広いシステムキッチン
・ロフトやクローゼットなどのたっぷりな収納スペース
・お出掛け前に全身がチェックできる姿見ミラーを玄関に設置
・録画付きのモニターフォンをつけ、留守の間の来客も録画
・下着の外干しが気になるであろう女性のために浴室乾燥機を設置
・防犯対策として、玄関のダブルロックキー などなど
占有面積、約30㎡の広さを確保しました。もちろん、バストイレは別のセパレートタイプです。
こういったものを照らし合わせ、今考えますと近隣の競合物件では、セパレートタイプのワンルームはありましたが、30㎡の物件は少ないです。
また、リベルテは2008年3月完成なのですが、その半年後にリーマンショックがあり、景気が落ち込んでアパート建築需要が少なくなり、近隣には広めの新築物件の供給が少なくなったということ、そもそも、プロヴァンス風のアパートがないという2つの要素を合わせると、競合物件は皆無でした。
そんな当時の状況が味方してくれたこともあって、非常に競争力の高い物件になり、ほとんどの女性が内見で住みたくなる物件にすることができたのです。
以上が、「リベルテ誕生秘話」になります。
偶然の出会いと書きましたが、頭の片隅、いやど真ん中?に「立地のデメリット」がありました。
これを解決せねば「長期安定経営」はないとの課題意識を持っていたことからの必然だったのかもしれません(^^)
今、思うと本当に良かったです。